認知症の解説。
こちらでは、イチョウ葉エキスの摂取により予防が期待されている認知症について解説しています。
原因や症状をしっかり学び、日々の健康に役立てて下さい。
認知症ってなに?
いったん正常に発達した脳が、何らかの原因により障害が起き、知能が低下してしまって日常生活に支障をきたす状態のことを言います。
日本では、かつて「痴呆症」と呼ばれていましたが、2004年に厚生労働省の用語検討会によって「認知症」を用いることになりました。
認知症は、脳血管障害が原因と考えられる「脳血管型認知症」と、アルツハイマー病が原因と考えられる「アルツハイマー型認知症」に大別されます。
認知症の原因について。
■「脳血管型認知症」
脳梗塞や脳出血などに続いて発生する痴呆です。
脳梗塞などが起こると、脳の血行障害が起きて、周辺の細胞に酸素や栄養素が届かなくなり、脳細胞が部分的に死滅してしまいます。
こうした脳細胞の減少が、脳中の記憶や学習能力をつかさどる「海馬」で起こると、記憶障害や思考力障害などの認知症特有の症状が引き起こされます。
■「アルツハイマー型認知症」
脳細胞が何らかの原因により減少し、脳が萎縮してしまう病気です。
なぜこうした現象が起こるのかは、明確ではありませんが、特に「海馬」の細胞の損失が激しいことが知られています。
※脳というのは、体の中でも特に重要でデリケートな組織であり、他の細胞と違い、脳細胞がいったん破壊されると二度とよみがえることはありません。
重度の認知症に対しては、イチョウ葉エキスもお手上げなのはこのためです。
しかし、海馬の障害がまだ軽い程度なら、イチョウ葉エキスの効能により、ある程度の回復が見込めます。
認知症の症状について。
初期症状では、記銘力や記憶力障害が起こり、新しいことを覚えたりすることができなくなり、その後は進行が進むにつれて、見当識障害や感情障害、異常行動など様々な症状が現れます。
症状は大きく下記のように分けることができます。
■知的知能の低下(健忘、見当識障害、思考障害、認知障害)
物忘れがひどくなったり、日時や場所が分からなってしまいます。
■心の症状(夜間せん妄、不眠、幻想、妄想、抑うつ)
夜になると興奮したり、眠らなかったりします。
■行動障害(徘徊、不眠、暴力、異食、弄便)
意味も無く歩き回ったり、ささいなことで暴力を振るったりします。
■身体障害(歩行障害、嚥下障害、膀胱直腸障害)
歩くことが困難になったり、失禁したりします。
■日常生活能力の低下
食事や着替え、排泄など、日常生活を送るための基本的な動作ができなくなってしまいます。
「もの忘れ」と「認知症」の違いについて。
加齢とともに、「もの忘れ」が多くなったと感じる方がいらっしゃると思いますが、これは「認知症」と違い、老化の影響により脳の神経細胞が減少してしまう、いわば誰にでも起こりえる症状です。
大きな違いとしては、認知症が「体験全て」を忘れるのに対して、もの忘れは「体験の一部」を忘れる点があります。
また、もの忘れは認知症に比べ、日常生活にそれほど支障はないと言われています。
イチョウ葉と認知症。
認知症の発生には、脳の血行不良が深く関係しています。
イチョウ葉エキスは、下記の効能により、認知症の予防や回復に対して有効だと言われています。
毛細血管を拡張
血液の粘りを解消
血栓の形成を抑制
毛細血管の透過性を正常化
過剰な活性酸素の抑制
低酸素状態の脳を保護
脳の痙攣を抑える
脳内の情報伝達機能の向上
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